2013年12月25日水曜日

クリスマス

クリスマスにちんなだお話を。

サンタクロースって見たことありますか?
街にいるのじゃなくて、家でですよ。
実は僕、見たことがあるんです。
そんなお話。

おそらく小学校の2、3年ごろのお話。
サンタクロースが親だというのはわかっていたんです。

当時、姉と二段ベッドで寝ていまして、
僕は下のベッド。

何時だったのかも覚えていないのですが、
夜中にふと人の気配を感じて目を開けたら、
赤い服を着た、白いひげの人が立っていたんです・・・。

!?
誰この人!?
鼻から下しか見えないので、誰だかわからない。

先に書いた通りサンタクロースが親だと知っているから、
真っ先に思いついたのは親なんですが、
親とは違う雰囲気の人・・・。

しかもその人の目は僕からは見えていないのに、
向こうは僕をガン見しているように感じるんです。

すごく怖いと感じて布団をかぶったら寝落ちしたようで、
気付いたら朝。
ベランダに行くための窓が少し開いて、
あれ?昨夜閉めたはずなのにと思いながら、
親に言えずに、それから20何年間家ではその話を出さなかったのです。

が、何年か前に母、姉、僕で話をしていたときに、
姉がそういえば小学校のときサンタの格好して部屋きたことあったよね?
なんて話を母親にしたんです。

そうしたら母が、するわけないやん、面倒くさい!て返していて、
あれ?姉もあのとき見てたの?って思ったわけです。

姉の話によると、姉が見たのはサンタの格好した人が部屋を出ていく後姿。
その人が出て行ったら、母が部屋に入ってきたのだとか。

僕一人の妄想やと思っていたので、
めちゃくちゃ驚いたんですけどね。

いまだに、あのサンタクロースが誰だったのかはわかっていないのですが、
当時サンタクロース強盗が流行っていたので、それだったのかもしれないのですが。

部屋を出ていったあとに母が入ってきたということは、
母は出会っていてもおかなしくないのに、
母はそんな人見ていないというし・・・。
いまだに謎なお話です。

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